山元いちご農園販売所 

NPO高麗焙煎工場、カフェ「高麗屋」 の複合施設


 多くの尊い生命が犠牲になった3月11日、被災地となりました宮城県山元町に立ち上がった結工房が無事にオープンできました。山元いちご農園さんとの共同事業とし、「結工房」と名付けられました。日本全国からたくさんの方々にお越しいただき、皆様と共に2時46分に黙祷を捧げる時、皆の心がひとつとなり、まさに「結」を生命を持って経験させて戴きました。お亡くなりなったたくさんの方々の魂を感じ、生命ある人間は、お亡くなりになったたくさんの方々のお気持ちに報いていけるように生き、働くことが人間であると深くわかります。大いなる働きかけ、たくさんの働きかけあり、この時を迎えられたことは、今日という日を迎えられたことをもって証明されました。心より感謝申し上げます。
 皆が集えるカフェがあることはありがたいことと感じて頂き、とても嬉しいです。若い人が希望を持って働ける仕事作りが何よりの復興支援とのお声を受け、この度の焙煎工場カフェの建設へと向かいました。3月11日という日にオープンさせて戴き、すべての働きかけに感謝申し上げます。今後も引き続き、よろしくお願い申し上げます。

(2018年3月11日 KEIKO KOMA Selectionメッセージより)

結工房への道

東日本大震災から 結工房 誕生まで

2011年 東日本大震災復興支援コンサート

 東北の復興なくして日本の未来はないと見え、生まれた本音を表し岩手県の被災地を全てまわり、道を作りたい一心で盛岡にNPO高麗の拠点を作りました。岩手県を中心とし、いだきしん先生のチャリティーコンサートを継続し開催してきました。

 2011年3月より、東日本大震災後、復興支援活動の一環として被災地へ高麗恵子作心模様マーブリングTシャツの寄付、アンドロメダエチオピアコーヒーの炊出しを東北各地にて実施。

 7月6日、岩手県山田町 御蔵山イベントテントにて、8月3日釜石市 鈴子広場にて「東日本大震災犠牲者追悼、復興支援 いだきしんチャリティーコンサート」を開催。以来東北各県にて、49回の東日本大震災チャリティーコンサートを開催。9月7日復興支援の拠点として、盛岡市にNPO高麗 東北センターを開設。

2014年 宮城県 山元いちご農園様との出会い

復興支援の道を作りたい気持ちで毎月一度東北に通い続けると、宮城県が気にかかり、仙台にて講演会や「高句麗伝説」コンサートを開催させて戴きました時、夜中、苦痛により眠れない夜を過ごしました。この地に生きる沢山の方々の苦痛を身をもって経験し、今まで宮城県では活動できずにいましたことが心苦しく、涙ばかりがあふれ、気持ちの表現とし、仙台にていだきしん先生のチャリティーコンサートを開催させて戴く事に決めました。その時に震災直後からお目にかかりたいと感じていました、山元町のいちご農園の代表の御方をお訪ねさせて戴いたのです。復興への道、次世代、未来の事までお考えになり、希望ある町作りを実行しておられる生き様に感銘を受け、ご縁が出来、いだきしん先生のサウンドシステムをいちご農園に取り付けさせて戴きました。30年いちごを作ってこられた代表は、こんなに美味しいいちごは初めてとおっしゃって下さり、全てのハウスにサウンドシステムを設置させて戴きました。

2015年10月 NPO高麗焙煎工場(小屋)スタート

ご縁により復興支援への道創りと考えました珈琲の焙煎小屋をいちご農園の一角に設置させていただきました。(2015年10月)

NPO高麗のエチオピア支援より生まれた珈琲ビジネスです。未来にはアフリカによって人類は助けられると見えた私は、偶然の巡りではじめました珈琲ビジネスは、未来創造ビジネスと受け止め、未来に役立つはたらきをさせて戴けますことに感謝の気持ちで一杯です。被災地となりました東北の地に未来創造ビジネスの拠点を創る運びとなり、ただただありがたく、具体的に復興支援の道を一歩歩めます時を得、深く感謝しています。